2011年6月22日水曜日

ジャパン イズ ネイトー

デッキの花

新渡戸稲造さんは、「外国人が日本人を批評し、日本人はとかく嘘をつくというが悪意はない」と書いています。

私は、悪意のない嘘というよりも、日本人は自分を欺いて現実を見ないようにする傾向が強いと思います。 よく言えば運命に逆らわない(fatalistic)性質です。 運命を変えることを評価する傾向のある欧米や、運命どころか、ミサイルで天気まで変えてしまおうとする中国の人たちには理解しがたいことですね。でも、日本人にとって being fatalistic は美徳でもあります (最近、友人たちとのメールのやりとりで fatalistic が話題になりました)。

ビジネスの上では、日本人の美徳は裏目と出る場合があります。 意思決定をする場合です。 日本人は調整に重点を置きますから、どうしようもない時の一手は、いつも、「問題の先送り」です。 これは、欧米や中国の人たちからみると、リーダーシップの欠如とうつるのです。 彼らからすると、日本人にリーダーシップなんて発揮してもらいたくなから、ほくそ笑んでいるわけですが、、、。

因みに、先送りを英語で言うと、no action talk only (NATO) と言います(冗談ですよ)。 昔、アメリカ人の仕事仲間から、「(ジャパン イズ) ネイトー、ネイトー」とからかわれたものです。 辞書で「先送り」を引くと、delay とか put off が出てきますが、随分とニュアンスが違いますね。

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2 件のコメント:

  1. お役人の意識改革はいかがでしょうか。
    http://www.e-procurement.mofa.go.jp/kokuji/0000004106/3300004106.html

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  2. 「ジャングル」はいいですね。国際社会をサバイバルする力が培われそうで。

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